永住申請を行政書士に依頼するメリットとは?
永住申請を行政書士に依頼するメリットとは?
なぜ永住申請は不許可率が高いのか?
永住申請は、ビザ申請の中でも特に厳格で慎重な審査がなされまる。また、その時の社会情勢などによっても波がありますが、年収や公的義務に関する要件が厳しくなるなど、年々、明らかに厳格化しており、毎年半数近くの申請者に不許可がでています。
年 | 永住許可率 | 永住許可件数 | 永住処理総数 |
---|---|---|---|
2016年 | 67.5% | 35,679 | 52,819 |
2017年 | 56.9% | 28,942 | 50,907 |
2018年 | 51.7% | 31,526 | 61,027 |
2019年 | 56.6% | 32,213 | 56,902 |
2020年 | 51.7% | 29,747 | 57,570 |
2021年 | 57.2% | 36,691 | 64,149 |
永住者の在留資格を取得すると在留活動や在留期間に制限がなくなりますので、許可になればそれだけ得られるものも多い永住権ですが、入管としてはその外国人申請者の「最終審査」という位置づけになるので、いままでのビザ申請の履歴や必要に応じて生活や勤務状況の実態までを入念に調べることになります。
永住申請をしたことがきっかけで、過去の偽造や虚偽が明るみになってしまい、出国を余儀なくされるケースも実は少なくありません。そのため、普段から誠実な活動を心がけ、正しいビザ申請履歴を積み上げていくことが前提となりますが、永住申請にチャレンジするのであれば、やはり許可の可能性を最大まで高める準備をしてから申請すべきです。
では、どのようにしたら、許可の可能性を最大まで高められるでしょうか。
法律上の最低限の要件は入管のホームページにも記載がありますが、それだけでは到底、許可の可能性を高めたことにはなりません。
申請人個別の状況はひとりひとり異なりますので、それに応じたアプローチをする必要があります。外国人業務を専門にしていて思うことは、同じ案件は全くないといっても過言ではないということです。
不許可になるのは、ほとんどが自己申請の場合です。
そのため、永住申請を自分だけでしようとするのはおすすめできません。プロの目から見ると、要件を満たしていないまま申請をしていたり、書類の内容が不十分だったり、疎明資料(証明資料)が足りていないという場合がほとんどだからです。専門家に依頼すれば許可を得られたであろう状況で、自己申請で不許可になってしまい、その履歴が残ってしまうのは非常にもったいないことです。
私たち専門家は要件を満たしているかどうかの判断は当たり前のこととして、その上で許可を得るためにどれくらいまで許可の可能性を高められるのかといった試行錯誤を日々しています。特に永住申請に関しては、自己申請と専門家のサポートによる申請とで結果に差が出てしまうものなのです。
まさに永住審査では、いままでの日本での活動やビザ申請が正しいものだったか判断されることになります。審査期間が長く、結果がでるまでの間相当の不安もあるとは思いますが、万全の体制で臨めば、きっと後悔することなく、許可まで堂々と構えていられると思います。ご不安な点は自己申請で不許可となる前に、ぜひ一度プロにご相談ください。
行政書士に依頼した方が良い人
行政書士への依頼を検討されている方には様々なご事情があると思いますが、永住申請については特に厳しい審査がなされます。
以下の項目にどれかひとつでも当てはまる方は、専門家を利用することを強くお勧めします。
- 許可を確実に取りたい
- 申請について不安な点がある
- 申請に不利な事実・事情がある
- 書類収集について分からないことがある
- 書類作成に自信がない
- 審査期間に不安になりたくない
- 面倒な準備は避けたい
- 有給を何度も取って役所や入管に出向くのは難しい
- 忙しくて時間がない・仕事の調整ができない
- 追加説明を求められた時に適切に対応する自信がない
- できるだけ許可の可能性を高めてから申請したい
専門家に任せることで、これらの悩みをすべて解決できます。
永住申請を行政書士に依頼するメリットとは?
自分で申請する際との違いを表にまとめてみました。
サポート 内容 | 弊所に 依頼すると… | 申請人ご自身で 申請すると… |
---|---|---|
個別具体的な 必要書類案内 | 案内します※ | 無料で入管HPの案内だけでは不十分… |
申請全般の 相談やコンサルティング | 専門家に何度 でも相談可 | 手続きの把握に 時間がかかる… |
必要書類の 収集代行※1 | 本人に代わり取得可能です | 何をどこで 取得するか不明… |
申請書類 一式の作成 | 書き方で悩む必要はありません | 作成に 時間がかかる… |
理由書や 動機書案の 作成 | 許可に影響しますので 弊所専門家にお任せ下さい | 許可要件をおさえた理由書作成は自己流では難しい… |
各種契約書 のチェック&作成 | 弊所専門家が確認します | 確認に 時間がかかる… |
本国書類の 日本語翻訳 | 弊所にて 翻訳可能※2 | 翻訳業者を探す 手間がかかる… |
出入国在留管理局への申請 | 弊所専門家が スムーズに取次申請します | 平日に長時間並んで入管申請をする必要がある… |
法務局同行 (帰化申請のみ) | 聞き逃す心配や不安が解消されます | 必要事項を 聞き逃す恐れが ある… |
入管審査での質問状・ 事情説明要求・追加資料提出対応 | 重要な局面 ですので 弊所専門家が対応します | 質問の真意がわからず不許可になる恐れも… |
審査状況の 進捗具合確認 | 必要に応じて 確認します | 門前払いになることがほとんど… |
結果通知の 受取り | 申請取次は 弊所に通知が届きます | 自己申請の場合 ご自宅に通知が届きます |
在留カードの 受取り | オプションで 代行可能 | 平日に受取りに行く必要がある… |
永住申請に弊所が選ばれる理由
CoCo行政書士相談室が選ばれる理由を7つ厳選してまとめました。
弊所にしかない高精度の無料診断サービスでは、無料診断に回答するだけで許可の可能性が事前に分かります。高度な法的知識、多数の専門書、出入国在留管理局内部審査基準(入国・在留審査要領)やその他入管から得た情報などから、正確な根拠に基づいて判断できます。
許可ポイントを押さえているので最大限まで許可の可能性を高めて、万全の状態で申請することができます。例えば、理由書の書き方については、自己申請の場合、許可を得るために必要なポイントを押さえられていないことがほとんどです。書くべきことを書かず、書くべきではないことや書いても意味のないことを書いてしまっているケースが多く見受けられます。必要な説明と証明すべきことを記載し、日本に住みたい理由・住み続ける必要がある旨を過不足なくまとまった文章で構成する必要があります。
現時点で許可の可能性が低い場合でも、リカバリーする対応方法やアドバイスが受けられます。永住許可に必要な要件を満たすことは最優先事項ですが、受付に必要な最低限の書類だけでなく、個々の事情に合わせた「提出すべき書類」の判断もすべてお任せいただけます。また、申請内容と提出書類の整合性や矛盾がないことなども一発で不許可につながる重要なポイントです。自己申請で見逃しがちな点などは弊所専門家が網羅的に把握していますのでご安心ください。
永住申請は審査に約半年かかり、その提出資料の収集や作成に時間がかかるため、ご自身で調べるところから始めようとするとすべて終えるまで1年以上もかかってしまうことがあります。永住申請については今後の日本での活動に大きな影響がありますので、それだけに内容も専門性が非常に高くなります。自己申請では、法的根拠についての知識や経験がない状態で要件等を1から判断していく必要があるため、難しいと思います。
また、出入国在留管理局は毎日のように混雑しており、膨大な数の外国人を対応しています。非常に多忙な行政機関ですので、申請人本人が自己申請した場合、入管窓口スタッフによる必要十分な説明は期待できません。申請取次行政書士は入管側でも専用の予約枠があり、また、専用窓口が設置されているため、質疑応答もスムーズで配慮されています。
申請人本人による自己申請の場合には、追加資料請求や追加説明要求というステップを踏まずに、いきなり不許可になるケースも多く見受けられます。専門家である行政書士が取次を行う場合には、もちろん申請時点で万全の体制で申請を行うため、そういった追加説明なく許可になることも多いですが、資料について追加質問が生じた場合でも、いきなり不許可となる前に追加資料請求や追加説明要求にて説明の機会をもらえるケースが多いです。万が一、弊所が許可の可能性が高いと判断して依頼を受けたにも関わらず不許可となってしまった場合には、必要に応じてリカバリーをしたのち再申請・再々申請まで行います。それでも不許可になってしまった場合には、返金規定に基づき全額を返金いたします。
弊所が必要に応じて書類収集~取次申請まで行うため、仕事を休んで役所や入管に行く必要はありません。また、受取りについてもご相談いただければ行政書士が代行可能です。書類の収集については、独りで行うと悩ましい部分が多いと思います。申請内容を疎明する資料が不足している場合には、審査官が疑義があるとして不許可の決定を下します。しかし、提出すべき書類でないものを出しても意味がないどころか、マイナスに働く可能性もあります。弊所専門家は、あなたが家事や仕事をしている間にその判断を都度適切に行い、準備を着々と進めます。
申請後の審査段階では、入管が要件の確認や申請内容との整合性を判断するため、実態調査を行うことがあります。本人による自己申請では、作成した資料や任意資料での証明が十分ではないことが多いため自宅や会社訪問、電話聞き取り調査などが予告なしに行われる可能性があります。このような実態調査は審査段階で申請内容に疑義が生じていることが理由のひとつとして挙げられますが、当然、訪問の場合には、対応に追われることになり、審査が遅れる原因となります。
弊所が依頼を受けて申請した場合には、要点を押さえた作成資料や提出資料の厳選を行っているため審査段階で疑義が生じにくく、また、スムーズな審査が期待できるため、結果として実態調査が行われる確率は相当程度低くなります。
また、弊所では申請資料のコピーを一定期間保管します。永住審査は1年近くかかるケースもあり得ますので、個人での自己申請の際に起こりがちな「どんな内容で申請したか半年以上前のことで正確に覚えていない…」という状況を防ぐことができ、申請後の対応も正確に行うことができます。
次に、他社に依頼した場合の違いを表でまとめてみました。
サポート 内容 | 弊所に 依頼する場合 | 他社Aに 依頼する場合 |
---|---|---|
個別具体的な 必要書類案内 | 案内します※ | 無料で個別の案内は 費用がかかる |
申請全般の 相談やコンサルティング | 専門家に何度 でも相談可 | 相談回数に 制限があることも… |
必要書類の 収集代行 | 本人に代わり取得可能です | 収集代行は 料金が高いことも… |
申請書類 一式の作成 | 書き方で悩む必要はありません | 通常、サービスに含まれる |
理由書や 動機書案の 作成 | 許可に影響しますので 弊所専門家にお任せ下さい | 理由書は作成するが、 内容が不十分なことも… |
各種契約書 のチェック&作成 | 弊所専門家が確認します | 確認作業はアルバイト任せ |
本国書類の 日本語翻訳 | 弊所にて 翻訳可能 | 外注のため 翻訳料が高めなことも… |
出入国在留管理局への申請 | 弊所専門家が スムーズに取次申請します | 通常、有資格者が取次申請 |
法務局同行 (帰化申請のみ) | 聞き逃す心配や不安が解消されます | 同行はしないところも多い |
入管審査での 質問状・ 事情説明要求・追加資料提出対応 | 重要な局面 ですので 弊所専門家が対応します | 質問の真意がわからず 不許可になる恐れあり… |
審査状況の 進捗具合確認 | 必要に応じて 確認します | アフターフォローがない ところも… |
結果通知の 受取り | 申請取次は 弊所に通知が届きます | 申請取次は 事務所に通知が届きます |
在留カードの 受取り | オプションで 代行可能 | 受取りまでサポートしない 場合も多い… |
依頼した時の費用はいくらかかるの?報酬額の相場は?
次に、依頼した時の費用感についてお話したいと思います。
行政書士会連合会が発表している令和2年度の報酬額統計調査では、平均が131,527円となっていますが、
色々な事務所の報酬額を比較すると、10万円~25万円くらいが報酬額のレンジになっています。
もちろん、サービス内容やプランにもよりますし、また士業の報酬については、難易度によって費用が変わってくることもありますので、依頼先の事務所に確認が必要です。
ちなみに、弊所の料金表は以下の通りです。
ひとりで行う自己申請は、費用は抑えられますが、正直なところ利点はそれだけです。
特に永住申請ともなれば、不許可率も高く、過不足ない提出書類や作成する書類のクオリティも相当程度求められます。専門家に依頼すると忙しい中制度や法律について調べたり、書類収集や書類作成に悩まされたり、審査中長期に渡って不安になったり、役所で長蛇の列に並ぶなどの精神的・身体的ストレスが確実に軽減されます。
永住申請はハイリスクハイリターンの側面があるため、費用をかけて専門家に依頼する価値があるものです。
弊所は他社に比べて比較的リーズナブルで永住申請サポートのご依頼を承っておりますので、ぜひ一度ご検討いただければ幸いです。