永住ビザ申請書の書き方・記入例のまとめ

永住ビザ申請書の書き方・記入例のまとめ

今日のおはなし

永住ビザ申請書の書き方

現在どの在留資格(ビザ)で活動している方でも、永住申請の際には必ず「永住許可申請書」の提出が必要です。

永住申請書は大きく20の項目に分かれていて、他の申請に比べると少なめですが、永住申請専用の様式ですのでいままで変更や更新を行ってきた方でも、永住申請用紙は見慣れていないと思います。ここですべての項目について確認しておくことで、永住申請の準備に役立てましょう。

それでは、永住許可申請書の項目から順に説明していきます。

永住許可申請書1ページ目

1. 国籍・地域

申請外国人の「国籍」を記入します。国名は正式名称でなくても問題ありません。

例1)中華人民共和国⇒「中国」でOK
例2)アメリカ合衆国⇒「アメリカ」でOK

2. 生年月日

申請人の生年月日を記入します。年の部分は、帰化申請では和暦(昭和・平成・令和など)で書きますが、永住申請を含めたその他のビザ申請では西暦で書いてください。パスポートなどの公的書類と矛盾がないように気を付けましょう。

3. 氏名

申請人の氏名をフルネームで記入しましょう。パスポートの表記のまま書きましょう。

苗字⇒名前(Surname/Family name⇒Given name)の順で旅券の通りに書いてください。漢字がある場合は漢字とアルファベットを併記します。

例1)王 俊 WANG JUN
例2)呉 小英 WU XIAO-YING

4. 性別

申請人の性別を〇で囲んでください。

5. 出生地

パスポート等の公的書類に記載されている生まれた国+都市名までを記入しましょう。

例1)中国 山東省
例2)オランダ ライチェンダム
例3)ロシア ハバロフスク市
例4)タイ チェンマイ

6. 配偶者の有無

夫や妻がいれば、「有」を〇で囲みましょう。法的な婚姻関係にあるものの有無を問われていますので、法的な手続きを経ていない「内縁関係」は配偶者がいない場合と同様に「無」に丸を付けてください。

7. 職業

申請人の申請時点での職業を記入しましょう。無職の場合でも空欄にせず「無職」などと記入してください。主夫・主婦と記入してもよいです。また、一時休職中の場合にはその旨を記入し、理由書に詳細を記入してもよいでしょう。

例1)会社員
例2)経営者
例3)パートタイマー
例4)無職

8. 本国における居住地

申請人が来日前に居住していた住所を記入してください。都市名(州名、省名)まででOKです。

例1)ベトナム ハノイ
例2)カナダ レジャイナ市
例3)アメリカ オハイオ州
例4)シンガポール タンピネス

9. 住居地・電話番号・携帯電話番号

住居地欄は、申請人申請時点での現住所を記載します。

基本的には住民票通りに記入しますが、引っ越し直後でまだ住民票を移していない場合など、住民票の表記と実際の現住所が異なる場合があります。事情があって手続きができていない場合には、現住所であることを注釈した上で実際の住居地を記入し、申請中に追加書類として正しい表記の住民票を提出する方法もあります。また、現住所が確認できるその他の資料(賃貸借契約書など)で現在の住居地を確認してもらい、理由書などで住民票との表記が合っていない道理的な理由を説明するといったことも可能です。ただし、永住申請前に住民票の異動を済ませておくのが原則と考えておきましょう。

電話番号は申請者のご自宅の固定電話の番号、携帯電話番号は申請者と連絡が取れる携帯電話の番号を書きます。固定電話がない・携帯電話を持っていないという場合は「該当なし」や「-(ハイフン)」を記入しましょう。ただし、入管から連絡がある可能性がありますので、基本的には最低限どちらかの番号は記入しましょう。

「自宅電話も携帯電話もどちらもない…」というやむを得ない場合には、申請者と連絡がつくのであれば、所属団体担当者や身元保証人の電話番号を記入してもOKですが、必ず括弧書きや注釈でどこの誰の番号なのか関係性などを入管側に伝わるように書きましょう。

10. 旅券番号・旅券有効期限

申請外国人のパスポートを見ながら、旅券番号(Passport No.)と有効期限を転記しましょう。パスポート番号には世界統一の規則性はありません。すべて数字の場合もあれば、アルファベットと数字の組み合わせの場合もあります。

11. 現に有する在留資格・在留期間・在留期間の満了日

お持ちの在留カードを参考に、在留資格を記入します。

お持ちの在留カードを参考に、在留期間を記入します。

お持ちの在留カードを参考に、在留期間の満了日を記入します。

12. 在留カード番号

お持ちの在留カードの右上に書かれた在留カード番号をそのまま転記してください。

13. 犯罪を理由とする処分を受けたことの有無

日本国内だけでなく、国外でも申請人に犯罪を理由とした処分歴があれば、有を〇で囲んでその具体的な内容を記入します。

いままでに1度でも処分があれば、「有」に丸をします。以前のビザ申請で「有」を選んだ方は、今回も矛盾がないように「有」を選択する必要がありますので注意しましょう。

14. 永住許可を申請する理由

永住権を取得したい理由を書きます。詳細な理由については理由書内で述べるので、ここでは簡潔に1行程度でまとめましょう。

例1)家族とともに、この先も日本で安定した生活を送るため
例2)夫/妻の○○とともに、この先も日本で永く暮らしていくため
例3)現在の○○という活動を今後も日本で安定して行うため

15. 上記と異なる国籍・地域・氏名・生年月日による出入国の有無

二重国籍の方や婚姻などでの氏名変更前に日本に訪れたことがある場合には「有」となる可能性もあります。

「有」の場合には、その当時の国籍、氏名、生年月日を記入し、直近の入国年月日と出国年月日をそれぞれ記入します。年は西暦で構いません。

16. 経歴

今回の来日からの学歴と職歴を記入します。今回入国後の滞在年数と婚姻年月日が枠の右下にあるので、忘れずに記入しましょう。

経歴欄は、「別紙記載」として履歴書を別添した方が審査官にとっても見やすいので、弊所を含む専門家の多くは別紙で作成する方法をとっています。ただし、別紙記載とした場合には忘れずに履歴書を添付し、履歴書内には「滞在年数」と「婚姻年月日」についても漏れなく記載する必要があります。

婚姻年月日は婚姻を届け出た日付を記入します。前回申請時と相違ないようにしましょう。

永住許可申請書2ページ目

17. 主たる生計維持者

申請外国人の生計を維持しているのは誰なのか?という質問です。申請人が自分で生活費を稼いでいるのであれば、本人にチェックを入れます。配偶者の扶養に入っている場合などには、「夫」もしくは「妻」などを選択することになります。

勤務先情報は、「主に申請人の生活費を得ている人」の勤務先の情報を記入します。本人であれば、本人の勤め先、夫・妻の扶養に入っているなら、配偶者の勤め先等の情報を記入することになります。本社勤務の場合、支店・事業所名には本社と書いてもいいですし、「該当なし」としても問題ありません。支店などで働いている場合、所在地と電話番号には運営会社の電話番号ではなく、働いているところの情報を記入します。

年収欄は、課税証明書の給与収入欄を参考に記入しましょう。次のどちらのように書いても構いません。

例1)年収 5,000,000 
例2)年収 500万 

生計維持者が転職した場合などには、給与明細や給与支払見込証明書などを提出した方が良いケースがあります。

18. 在日親族及び同居者

永住申請者に日本で暮らす親族(血縁者)がいれば、その方の情報を記入します。また、申請人と一緒に住んでいる方(同居人)がいる場合には、血縁者でなくても記入する必要があります。

記入する内容は、以下の通りです。

  • 続柄※1
  • 氏名
  • 生年月日
  • 国籍
  • 同居しているかどうか
  • 勤務先(通学先)
  • 在留カード番号※2

※1:続柄には、永住申請者本人から見た続柄を記入します。

例)夫、妻、父、母、兄、弟、姉、妹、子(長男、次男、長女、次女…)、祖父、祖母、叔父、伯母など)

※2:国籍が日本の方の場合には、在留カード番号には「該当なし」と記入します。在日親族で在留カードが分からない場合には「不明」と書いて、その理由を書いておきましょう。

19. 在日身元保証人

身元保証人は、日本人もしくは永住者、特別永住者の方がなることができます。日本人や永住者と結婚していて配偶者ビザから永住申請を行う場合には、配偶者である夫/妻が身元保証人となります。

20. 代理人(法定代理人による申請の場合)

申請人が未成年の場合で親権者や未成年後見人などが代理で申請する場合にはその方の情報を記入します。

特にいない場合には、「該当なし」などと記入しましょう。

★申請人の署名と作成日

署名と日付は本人の自筆で記入する必要があります。

★取次者

行政書士などの申請取次資格を持つ専門家に依頼する場合には、ここに取次者の情報を記入します。自分で申請する場合は、「該当なし」と記入しましょう。

まとめ

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