永住申請に必要な書類とは?(配偶者ビザの場合)

永住申請に必要な書類とは?(配偶者ビザの場合)

今日のおはなし

【一覧】申請人が日本人の配偶者等、永住者の配偶者等の場合の必要書類

まず最初に、永住申請者が「配偶者ビザ」の場合の一般的な必要書類を一覧で紹介します!申請人が自己申請する場合の提出書類を見ていきましょう!

各項目をクリックすると、必要書類の詳細や申請に関する注意事項もご覧いただけます。

【詳細】申請人が日本人の配偶者等、永住者の配偶者等の場合の必要書類

続いて、一覧で紹介した必要書類について、
書類の詳細や申請に関する注意事項をご紹介します。

必須
永住許可申請書

永住申請専用の申請書があります。名前や住所などは公的書類の通りの表記で書きましょう。

こちらから様式(PDF)をダウンロード

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写真

縦4cm×横3cmサイズを1枚準備しましょう。
パスポートに使用している写真や過去に入管に提出したことのある写真は審査段階で高確率でNGとなります。

面倒でも新しく撮り直しましょう。

その他、提出写真の注意事項はこちら

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身分関係を証明する資料
場合によって提出資料が異なります
  • 申請人が日本人の配偶者の場合 ⇒ 配偶者の方の戸籍謄本(全部事項証明書)
  • 申請人が日本人の子の場合 ⇒ 日本人親の戸籍謄本(全部事項証明書)
  • 申請人が永住者の配偶者の場合 ⇒ 配偶者との婚姻証明書
  • 申請人が永住者や特別永住者の子の場合 ⇒ 出生証明書
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住民票

同世帯の家族全員分の住民票を用意しましょう。
個人番号(マイナンバー)と住民票コードについては省略し、その他の事項はすべて記載があるものを用意します。

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職業を証明する資料
場合によって提出資料が異なります
  • 会社勤務の場合 ⇒ 在職証明書
  • 自営業の場合 ⇒ 確定申告書控えの写し(+営業許可証の写し)
  • その他の場合 ⇒ 職業についての立証資料(書式自由)
  • 無職の場合 ⇒ 説明書(書式自由)

永住許可の要件のひとつに「独立の生計を営むに足りる資産又は技能を有すること」という生計要件がありますので、
申請人・配偶者ともに無職の場合、今後の収入や預貯金、安定した生活を送れるのかなど、生計について説明書で十分に説明する必要があります。

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所得や納税状況を証明する資料
必須
公的年金・公的医療保険の保険料の納付状況を証明する資料
必須
パスポート
passport

有効なパスポートの提示が必要です。
期限を確認しましょう。

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在留カード
residence card

有効な在留カードの提示が必要です。資格外活動許可書の交付を受けている場合は、資格外活動許可書も提示します。

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身元保証書に関する資料

身元保証書を用意しましょう。
通常、配偶者の方が身元保証人となります。

身元保証書(日本語)
Letter of Guarantee(English)

身元保証人の身分事項を明らかにする書類(運転免許証の写し等)と併せて提出しましょう。

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了解書

永住申請は審査に約6か月と時間がかかるので、審査結果がでるまでに状況が変わる場合などがあります。そのため、申請時点から状況に変化があった場合には、出入国在留管理局まで速やかに連絡をすることを誓約する書類が「了解書」です。

この書類は、2021年10月1日から永住許可申請に提出が必要な書類となりました。

入管ホームページには各国の言語ごとにフォーマットがありますが、ここでは、日本語版と英語版を載せておきます。

了解書(日本語)
Acknowledgment Form(English)

不明点は専門家に質問しましょう!

【その他】追加で提出した方が良い書類

ここまで、ご自身で申請する場合に必要な提出書類をみてきました。
申請人の状況やご事情にもよりますが、必要書類以外にも提出した方が良い書類はありますので、一緒に見てみましょう。

理由書

永住申請でも理由書は必須です。

自己申請の場合、不利な事情を隠して申請しがちですが、審査段階で不利な事情が判明すると心証が悪くなります。

状況やご事情にもよりますが、不利な事情はあらかじめ理由書で審査官に伝え、その対応までしっかり説明することで挽回可能です。

理由書の書き方が分からないという方は、ぜひCoCo行政書士相談室までご相談ください。

所有不動産の全部事項証明書

土地や不動産を所有している場合は法務局で全部事項証明を取得して一緒に提出しましょう。

登記事項証明書等のオンライン請求はこちら

経営している会社の履歴事項全部証明書

会社を経営している場合は法務局で全部事項証明を取得して、一緒に提出しましょう。

登記事項証明書等のオンライン請求はこちら

結婚証明書

家族滞在の配偶者も一緒に申請する場合や定住者の配偶者(定住者)が申請する場合には必要書類とあわせて提出しましょう。

出生証明書

家族滞在の子も一緒に申請する場合や永住者の実子や連れ子(定住者)が申請する場合には必要書類とあわせて提出しましょう。

履歴書

学歴や職歴は見やすいように履歴書にまとめて提出しましょう。

永住許可申請書の経歴欄は「別紙(履歴書)参照」と書き、履歴書を添付した方が審査員に親切です。

日本語能力試験の合格証のコピー

永住をしたい方の日本語能力は高ければ高いほど有利になります。

日本語能力試験の合格証があれば、積極的にアピールしましょう。

資格の合格証のコピー

資格はビザ申請を行う上で補強材料になります。理由書でアピールしましょう。

確定申告書の控えのコピー

会社経営者だけでなく、ダブルワークをしているなど本業の他に他に収入がある場合には、確定申告が必要である可能性が高いです。税務署の受付印があるものを併せて提出しましょう。e-Taxで確定申告している方など収受印がない場合には、受信通知(メール詳細)画面を印刷等して提出します。

同居家族に関する書類

同居している家族についても、住民税の課税・非課税証明書、納税証明書、国税の納税証明書、在職証明書等を用意しましょう。

身元保証人に関する書類

通常は配偶者が身元保証人となりますが、追加で身元保証人を付けることができます。

申請人本人の資力について不安がある時などは、身元保証人を追加し、在職証明や資力に関する資料を用意しましょう。

その他

その他、申請人のビザ申請に有利になる資料は積極的につけるべきです。

まとめ

永住申請は要件や必要書類が多く、
準備が大変ですが、時間をかけてしっかりした審査が行われるため、提出する書類は慎重に吟味すべきです。

特に永住申請に関しては、許可が出たらラッキーという軽い気持ちで申請すべきではありません。

永住申請がきっかけでいままでの自己申請で積み上げた不備がすべて明らかになることも少なくないからです。

本来であれば、永住申請は日本での活動実績や積み上げた申請の到着点として、できる限りの万全の体制で臨むべきなのです。

入管ホームページにある「必要書類」の提出だけでは万全の体制とは言えません。
当然ながら、個々の事情を考慮してカスタマイズされたものではないからです。

許可の可能性を最大限まで高めずに、不許可のリスクを背負ったまま申請するのは非常にもったいないことです。

いま抱えている不安を、いますぐご相談ください。

弊所の専門家が積み上げたデータや専門知識を活用して全力でサポートいたします。

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